NDフィルターの選び方は?使い方とおすすめのNDフィルターを紹介!

カメラのレンズにはフィルターという物を付けることができます。

フィルターにはレンズを保護する保護フィルターや色を鮮やかに写すPLフィルターなどがありますが、今回はレンズに通す光を減らすNDフィルターの役割や、おすすめのNDフィルターについて紹介していきます。

NDフィルターとは

kenko_NDフィルター
NDフィルターは、画像のような黒い円形のフィルターです。レンズの先端に装着して使用します。
主な機能はフィルターを通して光を吸収することによって、レンズに通す光の量をコントロールすること。発色や色味には影響を与えず、光の量のみを減らすことが特徴です。
身近な物で言うと、サングラスのようなものですね。

NDフィルターの番号

NDフィルターには「ND8」「ND16」のように番号が付いています。これは光を減らす量を表していて、ND8ならレンズを通る光の量が1/8、ND16なら1/16になります。
このように番号が大きくなるほど光の量が抑えられるという特徴があり、中には太陽などを撮影するための「ND100000」などもあります。

NDフィルターを使うのはどのような場面か

実際にどのような場面でNDフィルターが使われるのでしょうか。具体例を交えて説明していきます。

水辺

NDフィルターはその特徴から、光の量を抑えてシャッタースピードを長くしたい時に使います。
一番使う場面が多いのは水辺で、主にシャッターを長く開けて流れるように水を写す、という撮影表現に使われます。
NDフィルター_作例1
この写真はNDフィルターを使用し、4秒間シャッターを開けた写真です。
水しぶきが上がらずに水の流れが緩やかに写っていることが分かると思います。
NDフィルター_作例2
場所は違いますが、こちらはNDフィルターを使用せずにシャッタースピード1/100秒で撮影した写真。水しぶきがはっきり写っているのが分かると思います。

光を線にして撮影する

先程のようにNDフィルターはシャッタースピードを長くしたいときに使うので、光の線を撮影したいときも有効です。
NDフィルター_作例3
こちらがNDフィルターを使って撮影した花火の写真。光の量を抑えることで、シャッターを長く開けても光の線が白飛びせずにしっかりと写っています。

NDフィルターの種類

NDフィルターには大きく分けて2つの種類があります。

NDフィルター

kenko_NDフィルター2
「ND8」「ND16」などの、減光量が一定のフィルターです。一枚のガラス板のみで構成されているので画質が良く、フィルターの枠が画面に映り込む可能性も少ないのが特徴。
NDフィルターといえば基本的にこちらのことを指します。

可変式NDフィルター

可変式NDフィルター
通常のNDフィルターと違い、ND2〜ND1000のように光を通す量を自在にコントロールできるフィルターです。

非常に便利ではありますが、通常のNDフィルターと比べて高価、複数のガラスを組み合わせるので画質が低下しやすい、画面の中で減光量にムラがあるいわゆる「減光ムラ」が発生したりと、様々なデメリットもあります。

実際に筆者も使っていたのですが、広角の画角で減光ムラが大きい、正確な減光量がわからないなどの理由で通常のNDフィルターに切り替えました。
ただし一枚で広範囲の減光量をカバーできるので、コストパフォーマンスの良さを求める場合はおすすめです。

NDフィルターの選び方

基本的にはNDフィルターは減光量で選びます。NDフィルターの種類は様々で、個人の撮影スタイルにもよるのでどの減光量が最適なのか判断が難しいです。

ただし、NDフィルターを使用する撮影はある程度限られるので、最初は様々な場所で使える減光量のNDフィルターがおすすめです。

初めてであれば「ND8」「ND16」のどちらかを持っていれば、その後もずっと使えるでしょう。

なお、「ND8」は日中〜夕暮れの環境で効果を発揮し、「ND16」は日中でもシャッタースピードをある程度遅くしたい方に向いています。自分の撮影する時間でどちらかを選ぶと良いですね。

おすすめのNDフィルター

最後におすすめのフィルターを掲載します。フィルターはレンズの口径が合わないとはまらないため、自分のレンズと一致した口径のフィルターを購入しましょう。

Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND8 (W) 77mm 光量調節用 277430

フィルターで有名なケンコー社のNDフィルターです。
NDフィルターは一度購入すれば長く使えるため、信頼のあるメーカーの製品を購入することをおすすめします。

Kenko NDフィルター PRO1D Lotus ND16 67mm 光量調節用 撥水・撥油コーティング 絞り4段分減光 927625

こちらは撥水コーティングがされたNDフィルターです。
水辺で使用することが大変多い製品なため、フィルターに付いた水滴を簡単に吹き飛ばせるのが利点です。

【国内正規品】 K&F Concept NANO-X バリアブル NDフィルター 49mm 減光範囲ND2~ND32 / MRCナノコーティング/X状ムラなし KF-49NDX2-32

最初の一枚として、可変式NDフィルターもおすすめです。
最初はこの製品を使用し、自分にどの減光量のNDフィルターが必要かを見極めることも一つの使い方です。

まとめ

今回はNDフィルターについて説明しました。
NDフィルターを使うことで、今まではできなかった水や光の新しい表現ができるようになります。
一度購入すればかなりの期間使うことができるので、是非手に取って表現の幅を広げてみてください。

NDフィルター_サムネ
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