写真展を開催したい!初心者でもできる写真展の開催の方法【グループ展がおすすめ】

「写真展をしてみたい。でも写真展に参加するにはどうすればいいんだろう。」そう思ったことはありませんか?私は写真をを始めてから半年足らずで写真展に参加しました。写真展を開催したいけど、何から手をつければいいか分からない、そんな人にはグループ展がおすすめです。今回は「初めてのグループ写真展参加の流れ、具体的な始め方」について紹介します。

写真展の種類

写真展には個展とグループ展があります。まずはこの2つの違いを見ていきましょう。

個展

個展とは文字通り「個人が催す、その人の作品の展示」ということです。
自分でギャラリーを借りて、その空間を自分の作品のみで埋めていきます。
自分の作品を好きに展示できる一方で、展示スペースを借りる費用は全て自分で負担しなければなりません。

グループ展

グループ展とは、複数名で展示会をする方法です。
他の方と写真を並べての展示ですが、その分、展示場所の料金を人数で割ることができるので、費用を安く抑えられます。

例えば、私の参加した東京のグループ展は渋谷駅から徒歩1分の所にあるギャラリーで行いました。
こちらはギャラリーの中でも展示面積がかなり広い好立地のギャラリーで、1週間のレンタル料金が20万円になります。
個展だと全額自分で支払うことになるので、レンタル料金だけでも20万円かかります。
しかし同じ場所と期間でもグループ展で出展者が10人だとすると、1人2万円に抑えることができます。

参考:ギャラリールデコ

写真初心者がグループ展に参加する方法

私の経験からお話しすると、写真展初心者の方には金銭的にも精神的にもグループ展への参加がおすすめです。
ここからは初心者向けにグループ展への参加方法について触れていきたいと思います。

写真を撮り集める

まず絶対に必要なのはあなたが撮影した写真のデータです。
「そんなのわかっているよ!」と思う人もいるかもしれませんが、本当に準備できているでしょうか?写真展はSNSに写真を掲載するのとは全く違います。

SNSですと1つの投稿に最大でも4枚までの組み写真になります。しかし写真展は与えられた壁の面積を使いきらなければなりません。
つまりはコンセプトや色味が統一された写真のデータが一定数必要になってきます。

基本的なことですがこれがとても大切です。展示をするためにはまず、たくさんの写真を撮影することから始めましょう。

参加するグループ展を見つける

グループ展の参加方法は簡単です。グループ展には個人が企画している展示と、ギャラリーが企画している展示の2種類があります。

参加するためには情報収拾が必要ですので、まずはSNSで近くのギャラリーやグループ展を企画している人のアカウントをフォローしましょう。
Twitterの検索欄で「出展者募集」と調べるとグループ展への参加者募集内容かたくさん出てきます。気になるアカウントがあればフォローしてみましょう。私も実際に、TwitterのDMなどから展示に応募することが多いです。

展示によっては、作品の統一感を出すために主催者が細かくテーマを決めている場合があります。展示のコンセプトやテーマがない写真展もあるのですが、やはりどうしても全体のまとまりに欠けた展示になってしまいます。なので出展者を募集している展示の中から、自分の写真にあった展示に参加してみましょう。

私が今まで見たテーマにはこんなものがありました。

花の写真展
男性ポートレイトの写真展
エロスをテーマにした写真展
女性のセルフポートレイトの写真展
コンパクトデジタルカメラで撮影した写真のみの写真展

気になるグループ展の出展者募集の情報をを見たら、すぐに主催者やギャラリーに問い合わせて、展示の詳細を確認することをおすすめします。

SNSをしていない人は、ギャラリーのWEBサイトから展示情報を確認し、直接足を運んでみると良いです。ギャラリーによって展示の雰囲気が違うので、たくさんのギャラリーに足を運んで、あなたが「ここで展示がしたい!」と思えるギャラリーを見つけましょう。

写真を選び、プリントする

出展する展示が決まったら早速、写真をを選別してプリントしましょう。
グループ展の場合ギャラリーの壁の面積を出展者人数で割ります。与えられた面積の中に収まるサイズと枚数で写真を選び、プリントしていきます。展示方法はそれぞれのギャラリー使用の注意点をよく読んで決めてください。

写真の選定方法ですが、まずあなたが展示で一番メインにしたい写真を選んでください。
この後から難しいところで、メイン写真に添える写真を選んでいきます。

例えるなら、メインの写真がステーキだとすると、それに合うスープや副菜、デザートになる写真を選ぶようなものです。初心者がやってしまいがちな失敗ですが、展示に選んできた写真が「お気に入りの写真ベスト10」になってしまっていることが多いです。1人の人間から見た「お気に入りの写真」はかなり似ている構図や色のものが多く、それでは展示をしても同じものが並んでいるだけになってしまいます。

パソコンの画面で何時間も見ていても組み合わせる作品が決まらない場合は、展示に使えるかもと思っている作品を全て2Lサイズかハガキサイズにプリントしてみましょう。プリンターがない場合はコンビニプリントでも構いません。実際にプリントして並べるとお気に入りの写真同士が喧嘩しあったり、イマイチだと思っていた写真とメインの写真が相性が良かったりと、新しい発見があります。

並べ比べてみると案外あっさり組み合わせが決まったりしますので、ぜひ試してみてくださいね。
展示方法は初心者の場合、全ての写真を同じサイズにプリントして、横一列に並べるのがおすすめです。展示の工夫方法はたくさんありますが、まずは焦らずにきちんと、まとまりのある展示にすることを心がけましょう。

ここまでで写真展に参加する準備は完了になります。ここからは当日の動きなど、細かいところを私が以前参加した写真のグループ展を例に説明します。

当日の流れ

準備物

当日は搬入開始の時間に合わせて作品を持ってギャラリーに向かいます。展示方法にもよりますが、いくつか充備するものがありますので、搬入日当日に私がいつも持っていく道具を紹介します。

展示する写真

写真用手袋
メジャー
トンカチ
マスキングテープ

釘は展示会場によって打てる釘の長さや種類に指定がある場合がありますので、よくチェックしてください。
プリントの表面に指紋や汚れがつかないように、プリントに触るときは写真用手袋を使いましょう。
ネット販売で300円ほどで販売されています。せっかくのプリントは汚さないように大切に。黒い写真は特に傷や指紋が目立ちやすいので要注意です。

展示したい高さをメジャーで測って、そこにマスキングテープで目印をつけます。そうすれば釘打ちの時に位置を迷うこともありません。
ここで注意するのは展示の壁にガムテープや、養生テープ、ビニールテープなどの剥がしにくいものを貼らないことです。
ギャラリーの使用上の注意にも記載されていることがありますが、粘着力の強いテープを壁に貼ると、剥がすときに壁紙を傷つけてしまうことがあります。
テープは絶対にマスキングテープなど、剥がれやすいものにしてください。

また道具ではありませんが、私の経験上、初めての展示には誰か友人にお手伝いにきてもらったほうがいいと思います。
2人だと楽に作品を展示することができるのですが、1人で作業するとトラブルが起こったときに搬入が間に合わなくなることがあります。初めての方はできれば2人で会場に向かいましょう。

展示期間中の過ごし方

作品が搬入できたらいよいよ写真展スタートです。展示期間中はできる限り在廊することをおすすめします。展示の醍醐味は人との出会いです。自分の写真を観にきてくれた人に積極的に挨拶するようにしましょう。このときに名刺があれば自己紹介しやすいと思います。

おすすめの質問はグループ展の場合、「今回はどうして観にきてくださったんですか?どなたか出展者のご友人ですか?」です。これは何回かグループ展をしている中で私が一番会話に入りやすいと思った声かけ内容です。

来てくださっている方は何かで今回の展示を知り、わざわざ足を運んでくださっています。SNSで観たとか、誰かに紹介されたという理由が一番多いです。初めてのグループ展では、自分の作品目当てで来てくださる方はすごく少ないです。だからこそ初めてお会いする方にきちんと挨拶をして、コミュニケーションをとって自己紹介をしましょう。そうすることで、自分の作品のファンになってくれたり、あなたのことを覚えてくれます。他の出展者への挨拶の必ず忘れないようにしてくださいね。それが次の展示につながるのです。

搬出について

展示が終わったら作品をギャラリーから引き上げます。搬入よりも時間はかからないと思います。搬出にも道具が必要です。

釘抜き
写真用手
作品をいれるケース

展示する際に打った釘を抜かなければならないので、釘抜きを忘れには注意。作品をできるだけ傷つけないように、丁寧に片付けてください。
全て外し終わったら展示は終了です。主催者や他の出展者にきちんと挨拶して帰りましょう。

初心者にはグループ展への参加がおすすめ

ここまでグループ展参加の方法とその流れを紹介しました。展示する前の準備から搬入、在廊、搬出までやることがたくさんあります。
初心者の人は全てが初めてのことだらけで大変だと思いますが、そんな人にこそ、初めての展示にはグループ展がオススメです。

私が展示初心者にグループ展をお勧めする理由としては

・一人当たりの出展料の負担が少ない
・参加すると展示の大まかな流れが分かる
・展示経験者に分からないことを教えてもらえる
・他の出展者のファンに自分の作品を見てもらえる
・メンバー同士で支え合えるので精神的にも安定する

個展に比べてグループ展は初心者にとって展示とはどういう流れで、どのようなものなのか知ることができ、しかも困った時はと経験者に頼ることもできます。

写真展をしてみたい人は、まず手始めにグループ展に参加してみましょう。

まとめ

写真展への参加はとてもいいものです。
写真自体は1人で撮影して1人で編集できるものですが、写真展に参加することで、その写真が他人にはどのように見えるのかを知ることができ、同じように写真を楽しんでいる人とのつながりも増えます。
そうすることであなた自身の写真もどんどん磨かれていくと思います。あなたもぜひ定期的に写真展への参加して、色々な写真家や作品と出会い、本当写真の楽しさを感じてみてくださいね。

写真展開催の方法_サムネ
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