サードパーティーレンズと純正レンズの違いは?どちらを選ぶのが良い?

新しいレンズが欲しい…でもどこのメーカーのレンズを選んで良いかわからない。カメラ初心者であれば一度はこんな状態になったことがあるのではないでしょうか?

レンズを選ぶ際の基準となるのが、レンズのメーカー。

その中でも、純正レンズと、サードパーティーレンズという部類があります。

今回は純正レンズとサードパーティー製レンズの違いと、それぞれの特徴、またどちらがおすすめか、という点について、レンズ沼の僕が解説していきたいと思います。

純正レンズとサードパーティー製レンズとは?

純正レンズ_canon
純正レンズはその名の通り、使用しているカメラメーカーが開発・製造したレンズのことです。代表的なカメラメーカー各社は自社のカメラに合うよう設計をしたレンズを販売しています。

筆者が使用しているSonyであれば、GレンズやGマスターといった純正レンズ、CanonであればEFレンズなどが純正レンズに当たります。

一方、サードパーティー製レンズとは、カメラメーカー以外の会社が製造・開発をしたレンズのことです。国内でいえば、Tamron(タムロン)やSIGMA(シグマ)、Tokia(トキナー)などの光学メーカーが代表的なサードパーティーになります。

純正レンズとサードパーティー製レンズのメリット・デメリット

純正レンズとサードパーティー製の違いが気になるところですよね。

大まかな違いは下記の通りです。

純正レンズは高性能!でも価格が高い

純正レンズの特徴はなんと言ってもその性能の高さ。カメラメーカーが自分のカメラにマッチするよう製造するため、カメラ本体との相性も非常に良く不具合が置きづらく、高いパフォーマンスが発揮出来ます。オートフォーカスも爆速で、レンズ自体の性能も最高レベルです。カメラメーカーの資本力で研究開発ができるため、

代表をあげれば、筆者の使うSonyが販売するGマスターレンズは解像度・ボケ・コントラストなどどれをとっても最高レベルで、しかもレンズ本体が軽く携帯性に優れているなど、性能面ではサードパーティー製レンズを凌駕しています。

純正レンズは性能が良い分、値段が高いのがデメリットです。プロカメラマン以外の素人フォトグラファーにとっては、なかなか手が出しづらいのではないでしょうか。

サードパーティ製レンズは手ごろな価格で初心者向け

サードパーティー製レンジは純正レンズと比べ価格は安いという特徴があります。

メーカーにもよりますが、同じ焦点距離の純正レンズと比べ価格は2分の1から3分の1になることもあります。

サードパーティーレンズ価格
Tamron SP 85mm F/1.8 Di VC USDhas 7~9万円
SIGMA 85mm F1.4 DG HSM<8~12万円
TOKINA atx-m 85mm F1.8 FE4~6万円
純正レンズ価格
Canon EF85mm F1.4L16~22万円
Sony FE 85mm F1.4 GM17~22万円
Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G18~23万円

85mmの単焦点でサードパーティーと純正レンズの価格を比較すると、それぞれ3倍近い価格差があることがわかります。

性能面でいえば、多くの場合純正レンズの方が優っているのですが、最近のサードパーティー製のレンズの性能はかなり向上しており、プロカメラマンであってもあえてサードパーティー製のレンズを揃えるほどです。

代表的なメーカーであるTamronやSIGAMは特に性能が良いことで有名であり、安価でありながら純正レンズに劣らない描写力で人気を博しています。

SIGMAの特徴やおすすめのレンズについてはこちらの記事でも紹介をしています。

純正レンズとサードパーティ製レンズはどちらがおすすめ?

ここまで読むと、「サードパーティー製と純正レンズはどちらを選べば良いか?」という疑問が浮かぶかと思います。

結論から言えば、「自分が欲しいと思ったレンズを買う」のが最適解だと僕は思います。

レンズは「資産になる」ということを念頭に置いておこう

レンズは資産になる
カメラのレンズは「資産」になります。最新機種が出るたびに資産価値が落ちるカメラ本体に比べ、レンズは中古市場に置いても需要が高く、買取に出しても新品で購入した金額の7~8割ほどはペイバック出きるのです。

多少背伸びをしてレンズを購入したとしても、いずれ手放した時に投資額の半分以上は手元に戻ってきます。特に、純正レンズなどのハイブランド・高品質なレンズは発売から10年たっても人気のものもあり、回収できる金額も多くなります。

そのため、「高いしもったいないから純正レンズは買わない」という考えは一度はずして考えて見てください。

レンズが揃っていない人はサードパーティー製がおすすめ

レンズが揃っていない人はサードパーティー製のレンズから購入した方が良いです。理由は簡単で、いろいろな焦点距離のレンズを試した方が良いからです。

カメラを始めたばかりの人は、まだレンズのラインナップが少ないですよね。標準域のズームレンズを使用している人が多いと思いますが、広角や望遠など、様々な焦点距離の画角から写真にアプローチした方が作品つくりは楽しくなりますし、写真の腕も上達します。

純正レンズ1本を購入するより、異なった焦点距離のレンズを3本買って使い回す方が、写真が上達しますし、自分が好きな距離感も掴めてくると思います。

レンズが揃ってきた人は純正がおすすめ

一方でカメラの経験が長く、レンズも揃ってきた人は純正のレンズに手を出して良いと思います。特に、自分がよく使う画角がわかっている人は、その焦点距離だけでも純正レンズを持っておくと安心感が違います。

僕は広角24mmが大好きなので、Sonyの純正レンズ「FE 24mm F1.4 GM」を持っていますが、購入してから写真ライフが格段に楽しくなりました。

時間は元に戻せないので、写真は最高の一瞬を切り取りたいじゃないですか。自分が自信を持って良いと思えるレンズだと、撮影したあとの後悔が一切ないんですよね。サードパーティー製のレンズを使っている時は良い写真が撮れても、「もしこれが純正レンズだったらどう写っていたんだろう…」なんて考えてしまうこともありました。

趣味で写真を楽しんでいる人でも、好きな画角は純正レンズを持っておくことをおすすめします。

純正レンズなら撒き餌レンズという選択肢もある

純正レンズは高い、ということをお伝えしてきましたが、純正レンズの中でも手ごろな価格帯の「撒き餌」レンズがあります。

レンズの価格がサードパーティー製より安く、さらにパフォーマンスも良好なため、カメラ初心者なども手が出しやすいのが特徴です。撒き餌レンズをきっかけに「レンズ沼」にハマる人が続出することから、「撒き餌レンズ」と呼ばれているらしいです。怖いですね…。笑

サードパーティー製レンズも高いよ!という人は、純正の「撒き餌」レンズから試してみると良いかもしれません。

まとめ

純正レンズとサードパーティー製レンズの違いについて解説しました。

結局のところ、最終的には作例を見たり、家電量販店やレンタルサービスで実際に触ってみて、自分が気に入ったレンズを購入するのがベストです。

個人的にはタムロンのレンズは軽く、動画撮影にも向いているため好きなメーカーだったりします。純正だから必ずしもベスト!ということはないので、みなさんも色々と調べてみてくださいね!

純正レンズとサードパーティーの違い_サムネ
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